し烈な侍「二遊間」争い 中野拓夢が渋い2打点&進塁打で存在感見せる 9回には侍初安打も

[ 2022年11月10日 22:10 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表―豪州代表 ( 2022年11月10日    札幌D )

<豪・侍> 6回、バンスティーンセルから犠飛を放つ中野 (撮影・光山 貴大)
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 侍ジャパンの中野拓夢内野手(26)が、10日のオーストラリアとの強化試合に「8番・遊撃」で先発し、渋い働きで存在感を見せた。

 まずは3回、2死満塁で迎えた自身の第2打席で、右腕ガイヤーの球を見極め、押し出し四球でチーム3点目をゲット。代表初打点を挙げた。

 さらに7回の1死一、三塁では、右腕バンスティーンセルから中堅への犠飛。無安打ながらも2打点で存在感を見せた。記録には残らないが、5回の1死二塁では変化球を一、二塁間に放ち、進塁打とするなど、いぶし銀の働きが続いた。

 そして9回の最終打席では、左腕トルスから見事に中前打も放った。中野は遊撃に加えて、二塁も守れるのが強み。新人年だった昨年は30盗塁で盗塁王に輝くなど足も武器だ。侍ジャポンの二遊間は、源田、坂本、山田、牧らし烈な争いだが、中野も必死に枠を争っている。

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2022年11月10日のニュース