中日・堂上　現状維持の年俸2900万円でサイン　今季出場は16試合「悔しい思いを取り返したい」

契約を更改して会見する中日・堂上直
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　中日の堂上直倫内野手（35）は10日、ナゴヤ球場で契約交渉に臨み、現状維持の推定年俸2900万円でサインした。今季は若手の台頭もあり、1軍では16試合の出場にとどまったが、ウエスタン・リーグでは打率・294と存在感を示し、野球に取り組む姿勢などは若手の手本となった。9月30日のDeNA戦では通算1000試合出場も達成した。

　会見では昨オフに2年契約を結んでいたことを明かし、「上で結果を出してなんぼの世界。2軍でやるべきことをやってしっかり準備はできたが、最初にチャンスをもらったときに結果が出せなかった。オフは今までで一番ハードな練習をやれているので、しっかり準備してキャンプを迎えたい。今年は特に悔しい思いをしたので、取り返して勝ちに貢献したい」と巻き返しを誓った。