松坂大輔氏と古田敦也氏 シドニー五輪予選前にバッテリーを組んでいた?古田氏「遠慮されても困るので…」

[ 2022年11月10日 20:42 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表―豪州代表 ( 2022年11月10日    札幌D )

テレビ解説の松坂大輔氏(右)と古田敦也氏(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 プロ野球西武、大リーグ・レッドソックスなどで活躍し、昨年現役を引退した松坂大輔氏(42=本紙評論家)と、ヤクルトの元監督でOBの古田敦也氏(57)が10日、侍ジャパン強化試合の中継番組で解説を務めた。その中で、2人が99年シドニー五輪アジア予選でバッテリーを組んだ思い出を話す場面があった。

 両者は99年に行われたシドニー五輪アジア予選決勝リーグの台湾戦でバッテリーを組んだ。古田氏は「変な言い方ですがオリンピックに行ってしまえば負けてもしょうがないでやれるんですけど、予選で負けるわけにはいかないので凄い緊張したのを覚えてます」と当時を回顧した。松坂氏はルーキーイヤーで迎えたオリンピック予選。当時の松坂氏について古田氏は「僕はテンポよくサインを出して、際どいところにも投げられるぐらいコントロールが良かったです」と話した。

 実は99年のオールスター戦の西武ドームのブルペンで古田氏は松坂氏のボールを受ける機会をつくっていたことを明かした。その時に初めて松坂氏のボールを受けた古田氏は「これは大丈夫!」と語り、「リーグも違ったのでオリンピック予選を見据えて、年の差もあって一度も受けていないのもあれなので、遠慮されても困るので“サインで首を振ってもいいよ”などの話をしました」と当時のやり取りを話した。

 両者がバッテリーを組んだ台湾戦は松坂氏が9回13奪三振で完投。試合はサヨナラ勝利を飾った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月10日のニュース