阪神・森木、来季「5勝はしたい」 オフはピラティス導入「しなやかに体を動かせるように」

[ 2022年11月10日 05:15 ]

会見で来季へ向けての抱負を語った森木
Photo By 代表撮影

 阪神は9日、兵庫県西宮市内の球団施設で9選手の契約更改を行った。プロ入り後初の契約交渉に臨んだ森木大智投手(19)は、現状維持の1200万円(推定)でサイン。入団1年目の今季は、1軍2試合の先発で未勝利に終わったが、2年目となる来季の目標を5勝に設定した。

 「1軍のローテーションや登板数を増やして、1軍の舞台で活躍できる選手になりたい。5勝はしたい」

 高卒1年目ながら、1軍で2試合に先発。デビュー戦となった8月28日の中日戦では5回まで1安打と好投を演じながら、6回に3安打で3失点を喫して敗戦。2度目の9月10日DeNA戦では3回途中5失点(自責3)で降板となった。「ストライクゾーンでどんどん勝負して立ち向かっていくことを学んだ」。悔しさを残した一方で、1軍クラスの打者を押し込めたのは収穫といえるだろう。

 首痛の影響で高知県安芸市で行われている秋季キャンプには参加せず、鳴尾浜で別メニュー調整中。「しなやかに体を動かせるようにしたい」の考えから、今オフはピラティスに取り組む予定だ。

 「真っすぐは僕の配球の中でも大事だと思っている。岡田監督もそういう考えをしていらっしゃると思うので、真っすぐをアピールしていけたら」

 未来のエース候補は自らの生きる道をしっかりと自覚している。(石崎 祥平)

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2022年11月10日のニュース