初選出の塩見が猛アピール 初回に内野安打&二盗成功 2回には先制の2点タイムリー 巨人戦では一発も

[ 2022年11月10日 19:29 ]

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表―豪州代表 ( 2022年11月10日    札幌D )

<豪・侍>2回、塩見が2点適時打を放つ(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 野球日本代表「侍ジャパン」に初選出されたヤクルトの塩見泰隆外野手(29)がオーストラリアとの強化試合(札幌D)で先制の2点適時打を放った。

 所属チームと同じ「1番・中堅」で先発出場。0―0で迎えた2回だった。1死から西川(広島)、岡本和(巨人)の連打と中村(ヤクルト)の四球などで2死満塁とチャンスを広げた第2打席。相手先発右腕・アサートンが1ボール2ストライクから投じた5球目、内角直球を中前に弾き返すと、三走・西川に続いて二走・岡本和がホームインした。送球間に中村は三塁へ進み、塩見も二塁へ。なおもチャンスが続いたが、近本が左飛に倒れてチェンジとなった。

 塩見は6日に行われた巨人との強化試合(東京D)では9回に貴重な追加点となる初アーチ。この日も初回の第1打席で二塁への内野安打を放って二盗も決めており、来年3月のWBCメンバー入りへ猛アピールを続けている。

 ▼塩見 打ったのはストレートです。追い込まれていたのでコンパクトにセンター返しを心がけました。少し詰まりましたが、いいところに落ちてくれました。国際大会ということでシーズン中とは違った緊張感がありますが、積極的にいきたいです。

続きを表示

この記事のフォト

2022年11月10日のニュース