楽天・マー君　海外FA権行使せず残留「来季こそ優勝、日本一に」　日米通算200勝まであと10勝

楽天・田中将大
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　楽天は9日、田中将大投手（34）が保有する海外FAの権利を行使せずに残留すると発表した。21年にメジャーから古巣・楽天に復帰した際に年俸9億円の2年契約を結んでおり、今季が契約最終年だった。シーズン中から残留に向けた話し合いを続け、この日までに合意に達した。

　復帰2年目の今季は25試合で9勝12敗、防御率3・31だった。日米通算200勝まであと10勝。球団を通じて「来季こそはリーグ優勝、日本一にたどり着けるように、全身全霊を懸けていきたい」とコメントした。石井一久GM兼監督は「将大がここにいる意義をしっかり考えて決断してくれたんだと思う。特別扱いはしないが、残ってくれるのは心強い」と歓迎した。今オフはFA権を保有している田中将や浅村、辛島ら主力選手たちがそろって残留を表明した。