西武今季最長タイ5連勝でCSに弾み 辻監督「優勝はないが、最後まで戦っているという姿を見せないと」

[ 2022年10月1日 23:13 ]

パ・リーグ   西武3―1ソフトバンク ( 2022年10月1日    ベルーナD )

<西・ソ>4回、栗山の適時打で生還した三走・源田(左)を迎える辻監督(撮影・岡田 丈靖)
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 サヨナラ勝ちで今季最長タイの5連勝とし、3位で出場するCSファーストSに弾みを付けた。9回に柳田のソロで追いつかれたが、延長11回2死一塁で山川が41号2ランを打ち、試合を決めた。辻監督は「向こうは勝てば優勝。普通に考えたら重圧の度合いが違う。うちの場合は優勝はないが、最後まで戦っているという姿を見せないと。これだけのお客さんが来てくれている」と語った。

 ソフトバンクにとっては勝つか引き分ければリーグ制覇を決める試合だった。先発の松本は7回無失点の好投。高橋、今井とともにCSで先発起用される予定の右腕だ。そのCSで対戦する可能性のある強力打線を相手に、力感のないバランスの良い投球フォームから球速以上に感じる140キロ台の直球で攻めた。指揮官は「勝ち負けではなくて、松本もCSいった場合に投げる。そういう意味で“しっかりと攻めるところは攻めなさい”と(言った)。“ちょっと松本は違うぞというところを見せて”と冗談で話しもしていた」と裏話を語り、「あいつのいいのはスピンの効いたスピードガン以上に感じる真っすぐ。一生懸命投げたらそう感じないんですよね」と評価した。

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2022年10月1日のニュース