ソフトB、4回炎の5連打 柳田V撃!フェンスで後頭部強打もなんの 1日は大事取って欠場も

[ 2022年10月1日 04:45 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5―1楽天 ( 2022年9月30日    楽天生命 )

<楽・ソ>4回、渡辺佳の打球を追った柳田が後頭部からフェンスに激突(撮影・篠原岳夫)
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 ソフトバンクが0―0の4回に5連打で一挙3点を奪った。1死から牧原大が内野安打で出塁すると、柳田のバットが火を噴いた。楽天・涌井のチェンジアップを右手一本で中越え適時二塁打。均衡を破る一打に「タイミングを外されたが、うまく反応して芯に当てることができた。大事な先制点を取ることができて良かった」とうなずいた。

 続くデスパイネが内野安打で続き1死一、三塁。中村晃が「ギーさん(柳田)が先制のタイムリーを放って、何とか続いていこうと思った」と左前適時打。さらに前日29日に決勝打の今宮が右前に運び満塁とし、甲斐が押し出しの四球を選んで一挙3得点。前日の初回、4者連続適時打で4得点した打線の集中力は途切れていない。

 一方、守備では右翼の守りで柳田がアクシデントに見舞われた。4回、渡辺佳のあわや本塁打という打球にジャンプ。1度は捕球したが落球し、尻から着地しフェンスで後頭部を強打し、しばらく立てなくなった。そのまま負傷交代。仙台市内の病院でCTと血液検査を行い、脳しんとうの疑いはなかったが、むち打ちのような症状との診断を受けたと発表した。藤本監督は「明日は無理かもしれない。骨は異常ないみたいやけど、明日はしんどい」と大事を取る方針を示した。主砲の欠場は一丸となってカバーする。

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