阪神・矢野監督「諦めないというのは“俺たちの野球”で大切にしてきた部分」逆転CS進出で抱負

[ 2022年10月1日 21:13 ]

<阪神練習>矢野監督(左)にあいさつする佐藤輝(撮影・北條 貴史)
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 巨人が1日のDeNAに敗れたことで、阪神は1試合を残してクライマックス・シリーズ(CS)進出が決まった。

 三つ巴の歴史的大混戦から抜け出した矢野監督は、球団を通じて談話を発表。「チャンスが巡ってきたという部分ではあるが、そのチャンスは選手たちが粘りに粘って作ってくれたチャンスです。諦めないというのは「俺たちの野球」で大切にしてきた部分だったので、そういう気持ちを持ち続けてやってくれた結果がこの3位ということに繋がったと思う。素直に3位で喜んでどうするんだという自分もいるけど、この3位を素直に喜びたいなという自分もいます」と話した。

 今季限りでの退任を表明している阪神・矢野監督は終盤の驚異的な粘り腰で、日本シリーズ進出への望みをつないだ。就任1年目の19年はラスト6試合に全勝してCS切符をつかんだ。それを彷彿とさせるミラクル劇だった。今季は負け越しが確定しているものの、就任4年連続でチームをAクラスに導いた。

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2022年10月1日のニュース