巨人、CS進出が完全消滅 5年ぶり10度目Bクラス決定 戸郷5回1失点も8敗目 打線は今永に2安打

[ 2022年10月1日 19:58 ]

セ・リーグ   巨人0―1DeNA ( 2022年10月1日    横浜 )

<D・巨>7回、ベンチでうつむく原監督(撮影・島崎忠彦)
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 巨人は敵地でDeNAに敗れて3連敗。1試合を残し、高橋由伸前監督時代の2017年以来5年ぶり10度目となるBクラスが確定した。巨人はわずか3安打で、零敗は今季11度目。

 この結果を受けて、セ・リーグの全順位が決定。2年連続9度目の優勝を果たしたヤクルト以下、2位DeNA、3位阪神、4位巨人、5位広島、6位中日となった。

 巨人はリーグトップタイとなる13勝目を目指して先発した右腕・戸郷が初回、佐野に先制22号ソロを許して失点し、5回3安打1失点で降板。打線は相手先発左腕・今永に対して4回1死まで完全投球を許すなど7回まで散発2安打無得点で、入江、山崎という3投手の継投にわずか3安打で無得点に終わった。チームが放った3安打のうち2安打が坂本。1点を追う9回には坂本の安打と丸の四球で無死一、二塁のチャンスを築いたが、4番・中田が倒れた後、5番・岡本和が併殺打に打ち取られて試合終了となった。

 巨人は残り1試合となり、戸郷は最多勝の可能性が事実上消滅し、今季8敗目。その一方でこの日の7奪三振を加えて通算154奪三振とし、プロ4年目での初タイトルを確実にしている。

 また、ドラフト1位守護神の大勢は0―1で迎えた8回無死満塁の場面で5試合ぶりに登板。MAX156キロで3者連続三振という圧巻の投球を見せた。だが、ビハインドの場面で登板したことから1990年与田剛(中日)、2004年三瀬幸司(ダイエー)以来18年ぶり史上3人目となる新人セーブ王と、新人最多新記録となる38セーブの可能性はともに消滅した。現在36セーブ。今季最終戦となる2日のDeNA戦(横浜)で2015年山崎康晃(DeNA)、22年栗林良吏(広島)に続いて史上3人目となる新人最多セーブ記録へ挑戦する。

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