大谷翔平 第4打席で内野安打 自己最多シーズン41度目マルチ 快投翌日「3番・DH」先発

[ 2022年10月1日 12:41 ]

ア・リーグ   エンゼルスーレンジャーズ ( 2022年9月30日    アナハイム )

<エンゼルス・レンジャーズ>初回、右前打を放つ大谷 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が30日(日本時間10月1日)、本拠地アナハイムでのレンジャーズ戦に「3番・DH」で先発出場。第4打席で、この日2本目の安打を放ち、自己最多となる今季41度目のマルチ安打をマークした。

 初回には相手先発右腕オットーのナックルカーブをとらえて右前打とした。オットーは今季6勝9敗、防御率4・73。通算対戦成績は9打数2安打(打率・222)、1本塁打、4打点。大谷はここまで69打席ノーアーチながら、安打を量産。第1打席は打球速度107マイル(約172・2キロ)の強烈な右前打を放ち、自己最長を更新する15試合連続安打。第2打席は中飛ながら本塁打まであと一歩の大飛球だった。第3打席は空振り三振だった。

 2点リードで迎えた7回。2番手左腕・ハーンの投球になんとかバットを合わせ、三塁方向へボテボテのゴロ。しかし相手内野陣は「大谷シフト」を敷いて三遊間には野手1人しかおらず、がら空きになった三塁へ打球が転々として内野安打となった。

 前夜の29日は8回2死まで無安打の快投で自己最多15勝目を挙げ、打っても2安打1打点の大活躍だった。一夜明けたこの日は、地元紙のロサンゼルス・タイムズ、オレンジカウンティ・レジスターがスポーツ面で「大谷が8回にノーヒットノーランを逃した」などと大きく報じた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月1日のニュース