九国大が10季ぶり51回目のリーグ制覇！昨年11月就任の河野監督初歓喜

九州六大学野球最終週1日目   九国大8―1西南大 （ 2022年10月1日    北九州 ）

＜九国大・西南大＞2安打1失点完投で10季ぶりの優勝を決めた田村（左）に駆け寄る九国大ナイン
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　最終週1回戦の3試合が行われた。第2試合では優勝へあと1勝としていた首位の九国大が2位・西南大を8―1で破り、今季通算8勝1敗とし、2017年（平29）秋以来10季（5年）ぶり51回目のリーグ制覇を果たした。昨年11月に就任した河野拓郎監督（31）は采配2季目での初優勝となった。

　九国大は1―1の3回2死一、三塁に井野紘希（3年）が右越えに勝ち越しの3ラン。その後も紺屋南翔（4年）が4回に中前適時打、6回に右犠飛、8回は福永健介（4年）が右ソロ本塁打するなど計15安打で8得点。投げては大黒柱の右腕、田村晃雅（3年）が2安打1失点の完投で今季5勝目を挙げ、リーグトップに並んだ。

　西南大は久留米大を4―0で下した福岡大と並んで6勝3敗。リーグ戦3位以上が決まった。福岡大の先発右腕、村上幸人（4年）は完封で今季2勝目、リーグ戦通算20勝を達成した。