阪神・原口　1人三役頼むぞ「つなぐ」「決める」「ムードメーカー」10・2決戦も先発起用へ

上の方を指さす原口（右）（撮影・岸　良祐）
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　ヤクルトとの「10・2」決戦に向けて、阪神・矢野監督が原口の1人三役の活躍に期待を寄せた。11試合連続で先発出場。2日のヤクルト戦でも先発起用する方針だ

　「しぶとい1本であったり、出塁であったりベンチでもどんな時でもやってくれる選手。信頼は揺るぎない。安心、自信を持って（最終戦）も任せる」

　9月28日のヤクルト戦では決勝打となる左前適時打を放ち、27日の同戦では5年ぶりの犠打を記録するなど大技小技で貢献。「決定打」、「つなぎ」、「ムードメーカー」の役割を担っている。9月の月間打撃成績は15試合で打率・405、1本塁打、8打点と存在感を発揮。「チャンスメークだったり、ランナーを還せるように。残り一つ。全員で勝てるように頑張りたい」と原口。勝負強さが光る伏兵が、最後まで持ち味を見せつける。