阪神・佐藤輝 山あり谷ありの1年目を終え「何が足りないのか考えてやりたい」 悔しさ糧に成長誓う

[ 2021年11月7日 18:38 ]

クライマックスシリーズ ファーストステージ第2戦   阪神2ー4巨人 ( 2021年11月7日    甲子園 )

セCSファーストS< 神・巨(2)> 巨人に敗れ、悔しい表情の阪神・佐藤輝(右) (撮影・平嶋 理子)
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 阪神の佐藤輝はCS初の先発起用で先制打を放つなど、意地を見せたものの、ファーストSで敗退したことに悔しさをにじませた。

 「負けてしまったので、本当にただただ悔しいという気持ちです」

 0―0の2回1死二塁でフルカウントから左腕・高橋の内角直球を捉え、左中間に先制の適時二塁打を放った。大一番で均衡を破る貴重な一打を放ったが、勝利には結びつかなかった。1年目の今季は打率・238、24本塁打、64打点の成績を残した一方で、後半戦の始めにはリーグワーストとなる59打席無安打を経験するなど、苦しい時期を過ごしてきた。

 「良い時も悪い時もあって、本当にいろいろなことを経験させていただきましたし、そのすべてのことを今後に生かさないといけないと思います。明日から来年に向けて自分としてなにが足りなかったかをしっかり考えてやっていきたい」

 1年を通して学んだことを来年に生かすためにも、さらなる成長を誓った。

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2021年11月7日のニュース