ロッテ山口「うれしい」CS初打点!一時勝ち越しポール際弾含む3安打 連日の若手躍動で突破

[ 2021年11月7日 18:39 ]

パCSファーストS第2戦   ロッテ4ー4楽天 ( 2021年11月7日    ZOZOマリン )

6回1死、山口が右越えに勝ち越し本塁打を放ち出迎えたベンチは大盛り上がり(撮影・篠原岳夫)
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 「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」は7日、ファーストステージ(S)第2戦が行われ、前日の第1戦で劇的なサヨナラ勝ちで先勝したロッテがこの日は楽天と引き分け、9回表終了時点で1勝1分けが確定し、10日(18時)に開幕するシーズン1位のオリックスとのファイナルステージ(S)進出を決めた。

 前日にサヨナラ打を放った佐藤都に続き、第2戦でも若手がチームを盛り上げた。プロ3年目の山口がこの日3安打。一時は勝ち越しとなるソロも放ち井口監督も「今年も開幕から期待しながらやってきた」と目を細めた。

 2回に中前打を放つと、4回には1死からエチェバリア四球で出塁。山口が相手先発・岸の7球目チェンジアップを完璧に捉えランエンドヒットでエチェバリアが一気に生還。CS初打点となる貴重な同点打を放ち「打ったのはチェンジアップです。なんとか捉えることができて良かったです。CS初打点うれしいです!こういう試合、こういう同点の場面で打つことができて良かったです。次も頑張ります!」と声を弾ませた。6回には楽天2番手の安楽のストレートを右翼ポール際に叩き込み一時勝ち越しに成功。7回のマーティンの一撃で引き分けとしファイナル進出を決めたが、前日の先発・佐々木朗、佐藤都、そして山口など若手の躍動がチームを盛り上げているのは間違いない。

 持ち前の粘り腰が復活したロッテが、10日から始まるファイナルS(京セラD)でオリックスに「悔しさしかない」シーズンのリベンジを果たす。

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