“菅野キラー”阪神・近本不発 3番スタメンもノーヒット「7日は勝つしかない。チーム全員でやり返す」

[ 2021年11月7日 05:30 ]

セCSファーストS第1戦   阪神0ー4巨人 ( 2021年11月6日    甲子園 )

6回、阪神・近本は遊飛に倒れる(投手・菅野)
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 阪神・近本は「3番・中堅」で先発オーダーに名を連ね、3打数無安打の不発に終わった。9回先頭ではビエイラから8球粘って四球で出塁し、2死満塁へつなげても得点には結びつかず。少ない言葉に反攻への思いを込めた。

 「僕らは明日(7日)勝つしかないので、チーム全員でやり返せるように頑張ります」

 今季レギュラーシーズンでは対戦打率・500(10打数5安打)、通算でも40打数16安打で打率・400と抜群の相性を誇る菅野撃ちへ、期待は高かったが、空回った。1、4回は二ゴロ、中飛と打ち取られ、3点劣勢の6回2死二、三塁ではカウント2―2から6球目、内角低めの135キロスライダーに詰まらされて遊飛に終わり、唇をかんだ。

 中堅守備では、6回2死一、二塁でウィーラーが放った中堅フェンス直撃の打球を捕球しようと試み、フェンスに激突。右太腿裏の強い張りでレギュラーシーズン最後の3試合を欠場するなど、決して万全とは言えない状態の中で、戦う姿勢を示した。土俵際に追い込まれても、まだ終わったわけではない。不動のリードオフマンとしてチームを引っ張ってきた選手会長が、最後まで塁上を駆け続ける覚悟だ。(阪井 日向)

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2021年11月7日のニュース