ロッテ第2戦主役はマーティン!ファイナルS進出決定ドロー弾だ“忍者走塁”だ!足の痛み何の2安打

[ 2021年11月7日 18:06 ]

パCSファーストS第2戦   ロッテ4ー4楽天 ( 2021年11月7日    ZOZOマリン )

初回1死、マーティンは回り込んで二塁に(撮影・白鳥 佳樹)
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 「2021 パーソル クライマックスシリーズ パ」は7日、ファーストステージ(S)第2戦が行われ、前日の第1戦で劇的なサヨナラ勝ちで先勝したロッテがこの日は楽天と引き分け、9回表終了時点で1勝1分けが確定し、10日(18時)に開幕するシーズン1位のオリックスとのファイナルステージ(S)進出を決めた。

 第2戦の主役はマーティンだ。まずは初回に気迫の走塁を見せ本拠地を白く染めたファンを沸かせた。

 1死から打席に立ったマーティンは、相手先発の岸が投じた2球目の142キロ直球を強振。完璧に捉え引っ張った打球は右翼線を抜け一気に二塁へ駆ける。しかし骨折した右足が万全ではないためか二塁ベース手前で足を引きずりながら失速。タイミング的に微妙になったが、地面に手をつきながら回り込む“忍者走塁”でタッチをかわしセーフに。マーティンは二塁ベースに手をつき寝転んだままホッとした表情を見せた後にベンチに向かって笑顔を見せた。

 そして6回に山口の勝ち越し弾に沸いた直後の7回。先発の小島が炭谷に同点弾、島内に勝ち越し弾を浴び逆転されたその裏、2死無走者で打席に立ったマーティン。楽天3番手酒居の6球目を完璧に捉え右翼スタンド上段に運び再び同点に追いついた。打った瞬間の一発にマーティンは打席に立ったままベンチに向かってガッツポーズ。ベンチ前では前日のヒーローの一人であるエチェバリアと歓喜の超ハイタッチ。連日の助っ人の大きな一発に井口監督も本当に頼りになりますねとの問いに、うなるように「はい」と笑顔を見せた。

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