【大谷翔平と一問一答】指揮官超えド軍日本選手新記録8号「スッキリ。また新しい目標を探したい」

[ 2024年5月5日 14:53 ]

ナ・リーグ   ドジャース11―2ブレーブス ( 2024年5月4日    ロサンゼルス )

今季8号を放ち、笑顔でダイヤモンドを一周するドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が4日(日本時間5日)、本拠地ロサンゼルスでのブレーブス戦に「2番・DH」で出場し、3回に出場6試合ぶりの本塁打となる8号ソロを放つなど、5打数3安打2打点だった。デーブ・ロバーツ監督(51)の日本生まれのドジャース最多本塁打記録を更新した。チームは11―2で大勝し、3連勝で貯金は今季最多の9とした。

 以下、試合後の一問一答。

 ――デーブ・ロバーツ監督の日本生まれドジャース選手最多本塁打記録を超えて。
 「スッキリしました」

 ――前日はサプライズプレゼントとしてミニカーを監督に渡した。
 「車が欲しいと言っていたので本人に喜んでもらえて良かったです」

 ――そういう冗談が好きですか?
 「そうですね、笑ってもらうのが好きなので、また何かあればやりたいと思います」
 
 ※ここでロバーツ監督が会見に乱入。
 「お邪魔します。私は昨夜プレゼントをもらった。今夜、彼は私が持つドジャースの日本選手の記録を超えた。翔平、おめでとうございます。ありがとう。これは私の車。ケリーとの車の違いは僕のデスクにフィットすることだ。ありがとう」

 ――今後、本物の車を買うか?
 「ワールドシリーズに勝てたら考えます」

 ―この冗談のアイデアは。
 「(リポーターのキルステン・)ワトソンさんがやったらどうだ?と言ってたので」

 ――メジャーで最も面白いギャグか。
 「どうなんですかね、分からないですけどそれは」

 ――ここ12試合で10勝。チームとして変わった要素は。
 「連敗していましたけど、何かあればチームで選手だけでミーティングしたり。出ている選手、出ていない選手がいますけど、そういうの関係なく全員で意見出し合ってやる雰囲気は。僕は1年目ですけど素晴らしいなと思います」

 ――連敗を受け入れる要素は何かあるか新しいチームで。
 「前(エンゼルス)がどうのとかないですけど、みんなプロ意識を持って、1人1人が試合だけではななくて、練習もそうですし、毎日やるべきことをやっている結果じゃないかなと思う。見ていて思うので。そういう選手が多いなというのは思いますけど」

 ――得点圏でセンター返し、逆方向に打つのは新しいアプローチか。
 「特に大きくは変えていないですし、なるべく変えたくないと思っていうので、たまたまそういうアプローチになる球が多いかなと思います」

 ――8号本塁打の狙いと感触は。
 「インサイド寄りでしたけど、反応して引っ張れたので良い角度で上がった。ちょっと詰まってましたけど、何とか入ってくれて良かったなと思います」

 ――ロバーツ監督の記録を抜いて、次の目標は。
 「また新しい目標を探したいなと思います」

 ――ダイヤモンドを一周する時に笑顔だった。
 「入らないかなと言うのが第一印象だったので、入ってくれて良かったなというのと、ブルペンもダグアウトも喜んでくれていたので、良かったなという感じでした」

 ――本塁打を打つ直前の投球前に険しい顔をしていたように見えた。
 「普通にいつも通りの打席でした」

 ――マンシー選手も3本塁打を打ったが打線の迫力は。
 「追加点をしっかりとどの投手からも取っていくのは、連戦重ねる中で中継ぎやり繰りする中でも大事なことだと思うので3戦目に明日につながる追加点だったかなと思います。全体的に振れていて良い繋がりだったんじゃないかなと思います」

 ――こんな楽しくダイヤモンドを回ったのは初めてですか?
 「そんなことはないですね。全部覚えているわけではないのであれですけど、印象に残っている本塁打はそれなりに打ってきているので何個かはあるかなと」

 ――ロバーツ監督は大谷選手にとってどういう存在?
 「基本的には選手に寄り添うタイプの監督かなと思いますけど。良くないプレーに対して、しっかり改善点もそうですけど、どの選手にもアプローチを含めて話し合える関係性ももちろんどの選手もあるので。そういうメリハリのある監督かなと思います」

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