極寒のホテル…2度の“交渉”で快適に

[ 2022年2月8日 05:30 ]

 【北京日記】なまら寒い!北海道在住で寒さには慣れているが、ここは別格だ。スキー、スノーボードの会場のある張家口は北京から北西に約180キロ離れた山岳地。夜には氷点下20度を下回る極寒の世界だ。

 加えて新型コロナウイルス感染症対策を徹底。義務化されたマスクの着用と寒さで、メガネは常時曇りっぱなし。布でレンズを拭いて、すぐに着用を繰り返しているうちにメガネが壊れてしまった。

 それは可愛いもので宿泊先のホテルの部屋が寒かった。初日、2日目と我慢したが、おそらく部屋の暖房が壊れていると気付いた。ホテルのフロントを訪ねると、「明日、技師が来るから待ってて」と言われた。

 翌日、取材を終えて部屋に戻るとまだ寒い。再びフロントに掛け合うと「おかしいなぁ」という対応だったが、もう一人のホテルマンが移動式の暖房機を用意してくれた。部屋まで運んでもらってようやく部屋の中は快適な空間となった。謝謝(シェシェ)!。(武田 政樹)

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2022年2月8日のニュース