スノボ男子スロープスタイル・大塚健 大技投入も「凄く悔しい」転倒10位

[ 2022年2月8日 05:30 ]

北京五輪第4日 スノーボード・スロープスタイル男子決勝 ( 2022年2月7日    雲頂スキー公公園 )

男子スロープスタイル決勝3回目を終え、天を仰ぐ大塚健
Photo By 共同

 男子決勝が行われ、大塚健(たける、20=バートン)は52・80点で10位だった。最後のジャンプ台で2、3本目にトリプルコーク1620(斜め軸に縦3回転、横4回転半)の大技を投入したが、いずれも転倒。3回目は一度は着地したものの、バランスを崩してその後に尻もちをつき、「3本とも最後のジャンプで転倒があって凄く悔しい。自分のスピード調整で判断ミスがあった。上のセクションが良かっただけに、もったいなかった」と悔しがった。

 積極的な滑りは報われなかったが、1週間後には18、19年のXゲームを連覇したビッグエアが控える。19年には左脚の故障で1年間も戦線離脱。復活を遂げた20歳が、得意種目でメダルを目指す。

 ≪浜田は8位入賞≫ジブセクション(人工物区間)で独創的な滑りを見せた浜田海人(ムラサキスポーツ北海道)は8位入賞を果たした。2本目まで途中で転倒したが、後がない3本目は3本のジャンプに成功。「決勝も楽しかった。コース内だったら何しても自由というのをうまく表現できた」と胸を張った。ビッグエアも残すが、スロープスタイルの方が好きと公言。「こんなに楽しい競技はない」と改めて魅力を強調した。

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