羽生結弦SP8位、海外メディアも衝撃…地元・中国メディアは激励&振る舞い称賛

[ 2022年2月8日 18:45 ]

北京五輪第5日 フィギュアスケート ( 2022年2月8日    首都体育館 )

<北京五輪・フィギュアスケート>男子SP、ジャンプを失敗した場所を確認する羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 日本の羽生結弦(27=ANA)が94年ぶりの五輪3連覇に挑むフィギュアスケート男子は海外でも注目度が高く、8日のショートプログラム(SP)で王者が8位と出遅れたことは各国のメディアに驚きを持って受け止められた。英国のロイター通信は「チェンが世界記録で、ショックに見舞われた羽生をリード」と速報。英BBCも「メダルのチャンスがひどく傷ついたことに羽生がショックを受けた」と伝えた。

 一方で羽生の人気が高い地元中国のメディアでは激励するような論調もあり、ポータルサイト「騰訊(テンセント)体育」は、羽生が「何か(氷に)嫌われることをしたかな」と冗談交じりに話したことを伝え、逆転を狙うフリーに向けて「キャリアに後悔を残さないで!」と後押し。搜狐体育はSPでショックを受けた羽生が取材ゾーンで対応を終えるたびに「サンキュー」とお辞儀する様子に言及し「誰が羽生のことを嫌うのか?」とその姿勢を称えた。

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2022年2月8日のニュース