高梨沙羅「今後の私の競技に関しては考える必要があります」 インスタで進退に言及…謝罪繰り返す

[ 2022年2月8日 23:01 ]

<北京五輪ジャンプ混合団体>2本目を飛び終えると、目に涙を浮かべる高梨沙羅(ロイター)

 北京五輪のジャンプ新種目、混合団体に出場した高梨沙羅(25=クラレ)が8日、自身の公式インスタグラムを更新し、混合団体の1本目でスーツ規定違反により失格となった件について謝罪の言葉をつづった。

 高梨は真っ黒の画像をアップ。「日本チームを応援して下さっている全ての皆様」と書き出し「今回、私の男女混合団体戦での失格で日本チーム皆んなのメダルのチャンスを奪ってしまったこと、そして、今までチームを応援してくださった皆様、そこに携わり支えて下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を述べた。

 「私の失格のせいで皆んなの人生を変えてしまったことは変わりようのない事実です。謝ってもメダルは返ってくることはなく責任が取れるとも思っておりませんが今後の私の競技に関しては考える必要があります。それ程大変なことをしてしまった事深く反省しております」と責任を背負いこんだ。

 「そして、私のせいでメダルを取れなかったにも関わらず、最後の最後まで支え続けてくれた有希さん、幸椰さん、陵侑、そして日本チームのメンバーの皆さま、スタッフの皆さまには感謝してもしてきません。こんな私を受け入れてくれて本当にありがとうございました。この度は本当に申し訳ありませんでした」と感謝の言葉とともに、再度謝罪の言葉を記した。

 また「私が言える立場ではない事は重々承知の上で言わせていただけるなら、どうかスキージャンプとゆう素晴らしい競技が混乱ではなく選手やチーム同士が純粋に喜び合える場であってほしいと心から願います」と願った。(すべて原文ママ)

 7日に行われた競技で、高梨は1回目のジャンプで103メートルの大ジャンプを見せたものの、規定違反で記録なしに。日本は追い上げたものの4位でメダルには届かなかった。

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2022年2月8日のニュース