羽生結弦、北京でもSP好スタートを 過去2度の五輪はともに首位発進

[ 2022年2月8日 09:48 ]

北京五輪第5日 ( 2022年2月8日 )

<北京五輪・フィギュアスケート>練習に臨む羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 フィギュアスケート男子で94年ぶりの3連覇を狙う羽生結弦(ANA)が、ショートプログラム(SP)の「序奏とロンド・カプリチオーソ」に臨む。

 羽生は過去の五輪で圧倒的なSPを披露してきた。

 14年ソチ五輪は、団体のSP「パリの散歩道」で夢舞台にデビュー。ほぼノーミスの演技で97・98点をマークして1位になると、さらに圧巻だったのは個人戦だ。冒頭の4回転トーループを決めると、他のジャンプも成功。スピンの1つがレベル3にとどまったものの、101・45点の世界最高得点(当時)で首位に立った。

 17年11月に右足首を痛め、約4カ月ぶりの実戦となった18年平昌は団体戦には出場せず。個人戦のSP「バラード第1番」では、冒頭の4回転サルコー、トリプルアクセル、トーループの4―3回転を決め、完璧な演技を披露した。自身が保持していた、当時の世界最高得点112・72点に肉薄する111・68点で首位発進した。

 ソチも平昌も、SP首位からそのまま戴冠。北京の「序奏とロンド・カプリチオーソ」でも、好演技でライバルを圧倒する。

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