チェン、SP世界新113・97点で首位発進「自分に集中」4年前の悪夢振り払う

[ 2022年2月8日 16:29 ]

北京五輪第5日 フィギュアスケート ( 2022年2月8日    首都体育館 )

<北京五輪・フィギュアスケート>男子SP、演技をするネーサン・チェン(撮影・小海途 良幹)
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 男子ショートプログラム(SP)で、世界選手権3連覇中のネーサン・チェン(米国)が、世界最高得点となる113・97点をマークした。

 18年平昌の個人戦SPは全てのジャンプを失敗し、82・27点でまさかの17位。北京では、4年前の悪夢を振り払う演技を披露した。

 2季前のプログラム「ラ・ボエーム」に乗り、冒頭の4回転フリップ、トリプルアクセル、演技後半の4回転ルッツ―3回転トーループを成功。技術点だけでなく、表現力などの演技点もトップだった。

 「4年間で多くを学び、経験を積んだ。(羽生のミスは)知っていたが、自分に集中した」。2位の鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)に5・85点差をつけ、10日のフリーを迎える。

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