国際スキー連盟に批判殺到「説明すべき」北京五輪スキージャンプ スーツ規定違反問題で

[ 2022年2月8日 13:58 ]

2回目を飛ぶ終えて涙を流す高梨沙羅(ロイター)

 北京五輪のノルディックスキー・ジャンプ混合団体で日本の高梨沙羅(25=クラレ)ら女子選手計5人がスーツ規定違反で失格となったことを受け、一夜明けた8日、国際スキー連盟(FIS)のジャンプ専門ツイッターアカウント(@FISskijumping)に世界各国から批判が相次いだ。

 同アカウントは7日の競技終了後、今大会で初採用された同種目の結果を投稿。2位以下を100点以上突き放して初代王者に輝いたスロベニアを称える投稿はごくわずかで、直後から「誰がこんな試合を楽しめるんだ?たくさんの選手の心とプライドを傷つけたことを一生忘れない」「何が起こったのか説明してほしい」「スキージャンプを破壊するためにはいい仕事だったな」などと批判が相次いだ。

 ジャンプはスーツが空中で受ける浮力に直結するため、サイズや空気の透過量などについて厳格なルールが設けられている。FISは日本時間8日午後2時現在、5人が失格となった今回の異常事態について、公式の説明などを行っていない。

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2022年2月8日のニュース