“アンカー”坂本 ジャンプ全7本着氷で女子フリー2位、ノーミス締めでフィギュア団体銅

[ 2022年2月8日 05:30 ]

北京冬季五輪第4日 フィギュアスケート団体 ( 2022年2月7日    首都体育館 )

演技を終えガッツポーズする坂本(撮影・小海途 良幹)
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 つないできた団体のバトンを最後に託された坂本が、笑顔でフィニッシュした。

 冒頭のダブルアクセル(2回転半)から7本全てのジャンプを着氷させ、自己ベストに迫る148.66点をマークして女子フリー2位。演技前に銅メダル獲得が決まっていたが「格好良くメダリストになりたかったのでノーミスで締めようと。みんなで獲れたのが凄くうれしい」と喜んだ。

 平昌五輪でも団体戦のフリーで起用されながら、当時は5人中5位と沈んだ。「本当にジタバタしていた。最初のジャンプでミスしてから、後の3分半ぐらいは頭がパニックだった」。重圧に押しつぶされた17歳は、努力や経験を積み重ねて21歳になった。「4年間、頑張ってきて良かった」。これまでの道のりを思い返し、そう感慨に浸った。

 ▼団体アイスダンス・フリー、小松原美 みんなが笑顔で滑り終わっているところを見て、凄く元気をもらった。自分たちのベストを尽くせた。

 ▼団体アイスダンス・フリー、小松原尊 日本チームとして、とても光栄。(他の選手を見て)元気をもらって、そのおかげでこの日の演技ができた。

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2022年2月8日のニュース