張本美和が優勝　全日本卓球選手権大会（カデットの部）

全日本卓球選手権（カデットの部）の表彰式で全農の新妻成一部長から副賞を贈られる川上流星、吉山和希、青木咲智、張本美和
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　「JOCジュニアオリンピックカップ2021年全日本卓球選手権大会（カデットの部）」（特別協賛:全農）は31日、愛知県豊田市のスカイホール豊田で最終日の競技を行った。昨年はコロナのため中止、今回2年ぶりの開催となった。

　13歳（中学1年）以下男子シングルスは川上流星（新潟・新発田ジュニア卓球クラブ）、女子は張本美和（神奈川・木下卓球アカデミー）、14歳（中学2年）以下男子シングルスは吉山和希（愛知・愛工大名電中）、女子は青木咲智（大阪・ミキハウスJSC）が制した。30日までに行われた男子ダブルスは木村友哉・渡辺凉吾　（山口・野田学園中）組、女子は吉本はな・竹谷美涼（大阪・貝塚第二中）組が頂点に立った。

　13歳以下男子シングルス覇者の川上は「1つ上の年代の中で優勝できたのでうれしい」と話し、女子優勝の張本は「今年こそ優勝したいという気持ちが大きくてすごく緊張したが、しっかり練習してきたので頑張ることができた」と喜びを語った。

　また14歳以下男子シングルスを制した吉山は「自分の力を信じて守らずに攻めることを意識した」、女子優勝の青木は「優勝するために来たので達成できてうれしい」と語った。

　表彰式では全農の新妻成一広報・調査部長が豪華な副賞を贈呈。各部の優勝者に農協ごはん720個（60箱・2年分）、2位に360個（30箱・1年分）、3位に180個（15箱・半年分）が提供された。
　また、会場では全農ブースも展開。副賞が展示されたほか、カタールで開催されたアジア選手権で日本代表に提供したみそ汁やパックご飯などの実物を展示。日本代表選手に最も役立った商品に選ばれたのは、今大会の参加賞として配られた水かお湯を入れるだけで食べられる「アルファ化米飯」で、海外遠征中の食にまつわるエピソードなどをパネルで紹介した。