日大が逆転勝利で4連勝 飯田主将の優しい“喝”で終盤突き放す ラグビー関東大学リーグ戦

[ 2021年10月31日 14:53 ]

ラグビー関東大学1部リーグ   日大34―22関東学院大 ( 2021年10月31日    セナリオハウスフィールド三郷 )

<日大・関東学院大>前半、力強く突破を図る日大のフッカー井上風雅
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 後半に4トライを挙げた日大が関東学院大を34―22で逆転勝ちし、開幕から4連勝。4試合連続でボーナスポイントも獲得し、総勝ち点20とした。

 前半は出足が早く激しい関東学院大のディフェンスに差し込まれ、試合のペースをつかめなかった日大。前半18分にトライを先取されると、その後の2連続トライで一時は逆転も、同32分には相手FBにトライを許して再び追い掛ける展開に。前半を10―17で折り返した。

 後半も一進一退の攻防となったが、22―22で迎えた同38分、敵陣でのラインアウトから右へ展開し、スペースが生まれた右サイドへのキックを途中出場の広瀬和哉(4年)が拾い、そのままインゴールで抑えて勝ち越しトライ。ロスタイムにもフランカー飯田光紀主将(4年)がトライを挙げ、貴重なボーナスポイントを獲得した。

 プレーヤー・オブ・ザ・マッチを獲得した飯田主将は「自分たちが受け身になって相手を乗せてしまった」と反省。後半にトライを奪われ同点とされた直後には、円陣で「強く言ってもチームの雰囲気が良くなるわけではないので、キックオフから集中しようとか、気持ちを上げるようにした」と優しく“喝”。後半戦3試合に向けて「満足いく試合ではなかったが、次につながる試合ができた」と今季初めて味わったタイトな試合の収穫を強調した。

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