高梨沙羅が異次元V 国内敵なし!2位に“37メートル差”で3連勝 「凄く気持ちのいい日」

[ 2021年10月31日 05:30 ]

ノルディックスキー ジャンプUHB杯 ( 2021年10月30日    札幌・大倉山ジャンプ競技場=ヒルサイズ137メートル )

<UHB杯女子>2回目136.5メートル飛んだ高梨(撮影・高橋 茂夫)
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 女子は、18年平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(25=クラレ)が134・5メートル、136・5メートルの合計271・0点で2位に66・9点差をつけて圧勝。22、24日の全日本選手権2冠に続き、国内3連勝でW杯に向かう。男子も小林陵侑(24=土屋ホーム)が130メートル、143・5メートルの合計309・4点で国内3連勝。両エースが来年2月の北京五輪に向けて視界良好だ。

 134・5メートル、136・5メートル。高梨が大ジャンプを連発し、2位の小林に66・9点差、飛距離換算で約37メートル差をつけて圧勝した。最高の形で国内戦を締めくくり、五輪シーズンのW杯に弾みをつけた。「内容的にやりたいことができた。良い条件にも恵まれ、たくさんのお客さんの前で飛距離を伸ばすことができた。凄く気持ちのいい日」と笑った。

 さらなる進化を遂げた。今シーズンは空中の課題を重点に取り組み、踏み切り後にスキー板を立てず、風の抵抗を少なくして、ロスなく進んでいくことを心掛けた。「自分のジャンプが出来上がりつつある」。自身3度目の五輪シーズンに向けても「平昌の前は絶対に(メダルを)獲らないと、絶対に(理想のジャンプを)つくり上げないといけないと無理に自分を追い込んだ。今は楽しんで余裕を持って取り組んでいる」と心境の変化を口にした。

 24日の全日本選手権ラージヒル(札幌・大倉山)では心を痛める出来事もあった。初の五輪代表が有力だった23歳の丸山希(北野建設)が転倒し、左膝前十字じん帯損傷などの大ケガを負い、今季復帰は絶望的となった。「寂しくて残念な気持ち。早く帰ってきて一緒に飛べることを祈っている」と気遣った。

 来月上旬にはW杯に向けて渡欧。「今は明確なビジョンがある。一番は成長した自分を見てもらえるパフォーマンスをすること」。来月末からW杯はロシア・ニジニタギルで開幕。白銀の世界で舞う姿が待ち遠しい。

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