石原さとみ「聖火リレーに対する意見や考え方は様々でいいと思う」出発式典であいさつ

[ 2021年3月25日 10:03 ]

聖火ランタンを持って登場したサンドウィッチマンらアンバサダー
Photo By 代表撮影

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期となった東京五輪聖火リレーのグランドスタートセレモニーが25日、福島・Jヴィレッジ(楢葉・広野町)で始まった。

 昨年3月にギリシャで採火され、日本国内で1年間保管されていた聖火のランタンを、聖火リレー公式アンバサダーを務めるお笑いコンビのサンドウィッチマンが持って登場。聖火は同じく聖火リレー公式アンバサダーの女優石原さとみ(34)と射撃でパラリンピック3度出場の田口亜紀さんにより聖火皿へ移された。

 あいさつした石原は、聖火ランナーの様々な思いを聞き取った上で「聖火リレーに対する意見や考え方は様々でいいと思います。決断や判断は間違っていない。目標があることは生きる希望がある。多くの方が目標をもって生き抜いていってほしいと思います」と話した。

 聖火は、第1走者を務める11年サッカー女子W杯優勝「なでしこジャパン」メンバーの岩清水梓(日テレ)がトーチに点火され、リレーがスタートした。

 聖火は東日本大震災から10年が経過した被災地を出発し、7月23日の開会式(国立競技場)へ向け、1万人の聖火ランナーにより全国47都道府県を121日間で巡る。

 式典には大会組織委員会の橋本聖子会長、東京都の小池百合子知事、丸川珠代五輪相、福島県の内堀雅雄知事のほか、萩生田光一文科相、スポーツ庁の室伏広治長官、日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長、聖火リレー公式アンバサダーを務める柔道で五輪3連覇の野村忠宏氏らが出席。コロナ対策のため一般観客は会場に入れず、関係者のみの参加となった。

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