フェンシング男子・山田 エペで初の五輪代表、ランキングで決定

[ 2021年3月25日 05:30 ]

初の五輪代表に決まった山田優
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 国際フェンシング連盟は23日、エペの東京五輪出場を争うランキングを更新し、個人男子で26歳の山田優(自衛隊)が初の五輪代表に決まった。エペで最後のランキング対象大会となるW杯が23日にロシアのカザンで終了。山田は個人で初戦敗退だったが、団体で五輪切符を得た国・地域の選手を除くアジア・オセアニア勢の上位2位以内に入り、日本勢トップで条件を満たした。エペ男子の団体は23日、準々決勝でウクライナに敗れて順位決定戦に回って5位となり、自力での出場権獲得を逃したが日本には開催国枠が8あり、各種目で五輪代表が増える可能性がある。

 ◆山田 優(やまだ・まさる)1994年(平6)6月14日生まれ、三重県出身の26歳。14年世界ジュニア選手権個人でエペの日本勢として初制覇。20年のグランプリ大会で初優勝。妻の里衣さん、姉あゆみさんも世界選手権に出場経験がある。三重・鳥羽高―日大出、自衛隊。1メートル84、73キロ。

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2021年3月25日のニュース