丸川五輪相は真っ赤な衣装で聖火リレーの出発式に出席「日の丸の赤」

[ 2021年3月25日 12:49 ]

丸川珠代五輪相
Photo By 代表撮影

 東京五輪の聖火リレーが始まった25日、出発セレモニーが開かれた福島・Jヴィレッジに、丸川珠代五輪相が鮮やかな赤い衣装で出席した。「日の丸の赤という思いで来てまいりました。福島県はまだまだ復興の途上ですが、福島から(聖火リレーが)スタートするという喜びの思いも込めました。これから世界の人たちに復興の道のりを見ていただく上でも、今日は大事な日だと思います」と説明した。

 目の前でトーチに聖火がともされ、11年サッカー女子W杯優勝の「なでしジャパン」のメンバーがスタートしたのを見届け、「トーチに火がともって、初めて聖火なんだと実感した」という。新型コロナウイルス対策を講じての聖火リレーは大会開催への試金石となるだけに、政府代表として「安全、安心な大会へ向けて、まずは聖火リレーでしっかり対策が取られているということを、国民の皆さまにご理解いただけるように取り組んでまいりたい」とコメント。開催へ向けた世論はいまだ厳しいものがあるが、「1人1人リレーしてくださる方、それぞれの思いがともしびに乗せられていくのだと思う。これが重なることで、大会を迎える気持ちが国民の皆さまの中で盛り上がっていくことを願っている」と話した。

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2021年3月25日のニュース