女子バレー・江畑幸子が現役引退「思うようなプレーが出来ていませんでした」 ロンドン五輪銅に貢献

[ 2021年3月25日 14:58 ]

 バレーボールの元女子日本代表で、2012年ロンドン五輪銅メダリストの江畑幸子(31)が現役を引退することが25日、分かった。所属チームのPFUが公式サイトで発表した。29日に引退会見を行う。

 江畑はチームの公式サイトを通じ「この度、現役を引退する事になりました」と報告。6年前の加入当初を振り返り「入団直後から怪我でチームにご迷惑をおかけし、最後の一年も怪我で試合に出れず、たくさんご迷惑おかけしましたが、仲間と過ごした時間は大切な宝物です」。

 江畑は08年、聖霊女短大付高を卒業後、日立に入団。10年に日本代表初選出され、12年ロンドン五輪では銅メダル獲得に貢献した。その後、カンヌを経て15年にPFUに移籍。加入1年目ながらチームをV1昇格に導いた。「チーム史上初めてのV1リーグ昇格という目標を達成できた事を誇りに思います」と振り返った。

 現在の心境を「ここ数年はなかなか思うようなプレーが出来ていませんでしたが、バレーボールが大好きだという気持ちは全く変わっておりません」とし、「一緒に長い時間を過ごした仲間、指導して下さったスタッフ、毎日共にリハビリをしてくれたトレーナー、陰で支えてくれた関係者の方々、そして、どんな状況でも変わらず応援して下さったファンの方々に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と伝えた。

 その他、チームからジャラット・ハタイラット、石川真奈、アコスタ・ロスランディが退団することも発表された。

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2021年3月25日のニュース