国際柔道連盟が古賀さんの訃報に「芸術家が去った。異次元の輝きを放つ伝説の一人」

[ 2021年3月25日 16:02 ]

リネール
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 バルセロナ五輪柔道男子71キロ級・金メダリストの古賀稔彦さん(享年53)の訃報を受け、海外からも哀悼の意が寄せられた。国際柔道連盟(IJF)は24日に公式サイトで「芸術家が去った」としのんだ。

 優勝した95年世界選手権(千葉)で一本背負いをしている写真などとともに数々の偉業を紹介。「王者の中には自らを異次元に駆り立てる輝きを放ち、記憶に残る人々がいる。古賀稔彦は伝説の一人だった」と表現した。「問題解決へ新しい道を選ぶため、常に広い心を持っていなければ」という故人の発言も紹介し、創造力に富んだ姿勢を称えた。

 また、男子100キロ超級で五輪2連覇中のテディ・リネール(31=フランス)は古賀さんの写真とともに「多大な敬意を表する」とツイート。12年ロンドン五輪女子78キロ超級・銅メダリストのカリーナ・ブライアントさん(42=英国)は「我々、柔道ファミリーは偉大な王者を失った」と発信した。

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