ラプターズが連敗を9で阻止 西地区5位のナゲッツに快勝 渡辺は4試合ぶりに出場も無得点

[ 2021年3月25日 10:56 ]

ナゲッツのヨキッチをかわしてシュートを放つラプターズのシアカム(AP)
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 NBAラプターズは24日、準本拠地にしているフロリダ州タンパで西地区全体5位のナゲッツと対戦。最大35点差をつけ135―111(前半72―54)で強敵を振り切って3月3日のピストンズ戦から続いていた連敗を「9」でくい止めた。球宴明けの後半戦では8試合目で初勝利。今季の成績は18勝26敗となった。渡辺雄太(26)は127―92で迎えた第4Qの残り5分43秒から出場。3リバウンドを記録したもののシュートを放つ場面はなかった。

 先発5人の平均身長でラプターズは193・2センチ。今季のMVP候補でもあるセンター、ニコラ・ヨキッチ(26)を擁するナゲッツの5人(201・8センチ)とは8・6センチものサイズの差があったものの、この日はここ2試合で成功率が29・1%に低下していた3点シュートが好調だった。全体では48本を放ってチーム新記録となる24本を成功。パスカル・シアカム(26)が7本中3本で27得点と8リバウンド、6アシストをマークすれば、OG・アヌノビー(23)は9本中5本で23得点、フレッド・バンブリート(27)も9本中5本で19得点を記録した。25日のトレード期限最終日を前に移籍が噂されているカイル・ラウリー(34)は33分の出場で8得点と9アシスト、ノーマン・パウエル(27)は22得点を稼いだ。

 ここ11戦で9勝を挙げていたナゲッツは26勝18敗。ヨキッチは20得点、10リバウンド、5アシストを稼ぎ、ジャマール・マーリー(24)も20得点と7アシストをマークしたが、チームは今季最大点差での敗戦となった。

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