女子七種競技 ヘンプヒル恵が日本新ペース「出せるものを出すだけ」

[ 2020年9月27日 05:30 ]

陸上日本選手権混成競技第1日 ( 2020年9月26日    長野市営陸上競技場 )

女子七種競技で初日トップに立ったヘンプヒル恵(左から2人目)
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 女子七種競技はヘンプヒル恵(24=アトレ)が得意種目で得点を伸ばし、前半4種目を終えて日本記録ペースの3455点でトップに立った。

 ヘンプヒルが16年ぶりの日本記録更新を視界に捉えた。1日目を戦い終えて得点を確認すると「日本記録は普通に達成できそう」と言葉に自信があふれた。第2種目の走り高跳びでは3年ぶりに自己記録を更新して得点を伸ばした。「(日本記録へ)良いスイッチになった。流れを変えられた」。昨季悩まされ続けた足首や膝の故障から完全復活をアピールした。現在の日本記録は04年に中田有紀がマークした5962点。最終日に向けて「出せるものを出すだけ。6000点はいくと思う」と大記録達成を見据えている。

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2020年9月27日のニュース