錦織 6年連続全仏OP初戦突破!四大大会復帰戦は3時間49分の死闘「本当にタフな試合だった」

[ 2020年9月28日 04:30 ]

全仏オープン1回戦でエバンズを下した錦織(AP)
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 テニスの全仏オープンは27日、パリのローランギャロスで開幕。男子シングルスで昨年8強入りした世界ランキング35位の錦織圭(30=日清食品)は1回戦で同34位で第32シードのダニエル・エバンズ(30=英国)と対戦し、3時間49分のフルセットの末、1―6、6―1、7―6、1―6、6―4で勝ち、昨年の全米オープン以来、1年1カ月ぶりの四大大会での勝利を挙げた。錦織の全仏オープン初戦突破は6年連続。

 試合後、錦織は「本当にタフな試合だった」と語った。第1セットを1―6で落とす立ち上がり。逆に第2セットを6―1で取ったが「アップダウンある試合で、出だしがとても悪かったのでちょっと不安はあったんですが、第2セット、第3セットあたりで感覚がつかめ始めてきて、最後しっかりキープして踏ん張れたと思います。少しリラックスして第2セット目から、ラリーを長くして相手のリズムを見ながらプレーしたのがきっかけで、自分の良さが出だしたと思う」と語った。

 1年1カ月ぶりの四大大会復帰戦は、試合の雨、強風、そして雨での中断があった試合。錦織も「さすがにきつかったですね。きょうは雨もあったので、寒い中でのプレーだったのでボールも飛ばなかったり、体も動かなかったので、コンディションの面では大変な全仏になると思います」と苦笑した。

 2回戦では同73位のステファノ・トラバグリア(28=イタリア)と対戦する。「休みが2日間あるのは大きいので、しっかり休んでリカバリーして臨みたい。5セットで大変は試合だったので」と次戦へ気合を入れた。

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