厚底席巻 超高速展開の男子マラソン“歴代20傑”新たに8人

[ 2020年3月2日 05:30 ]

東京マラソン ( 2020年3月1日    東京都庁前~東京駅前 )

ナイキの厚底シューズを履き走るランナーたち(撮影・小海途 良幹)
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 日本勢にとっては自己記録ラッシュの高速レースとなった。高久と上門が2時間6分台突入するなどサブテン(2時間10分切り)は19人と異例の多さ。歴代20傑のタイムを新たに8人がマークし、この8人はナイキの従来モデルの厚底シューズ、自身の日本記録を更新した大迫は発売したばかりの最新厚底シューズを履いていた。外国人選手を含め上位はナイキの厚底シューズ使用者だった。

 最新のテクノロジーが東京五輪が懸かった大一番での好記録をアシストした形だが、瀬古マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「シューズが進化するのは当たり前。シューズで良くなったと言われるのは選手がかわいそう。新しいシューズに合った走りをした。選手が努力した結果」と評価した。

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