【リーグワン】今季で引退表明の静岡の元日本代表SH矢富勇 5日のBL東京戦で先発へ

[ 2024年5月3日 15:20 ]

現役最終戦で先発する矢富勇(中央)
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 今季で現役引退するラグビーリーグワン1部静岡の元日本代表SH矢富勇毅(39)が、5日、静岡・ヤマハでのBL東京との最終戦で先発する。

 3日にメンバーが発表され「しっかりプレーして応えたい。(チームは)8位が決まっていますが、未来につながる試合を」と意気込みを示した。

 今季途中に今季限りで引退の意思を固め、2日にクラブを通して発表。「自分は、このチームが大好きです」と前身のヤマハ発動機時代から17シーズンプレーしたチームへの愛着もラストパフォーマンスに込める。静岡の前身・ヤマハ発動機、早大で一緒にプレーした五郎丸歩氏(38=静岡クラブ・リレーションズ・オフィサー)からも「お疲れ様でした」と声を掛けられたといい、引退後は指導者の道に進む見込み。

 BL東京戦でリザーブ入りした弟のWTB矢富洋則(28)は「少しでも一緒にプレーできれば」と最後の兄弟競演に意欲。トライランキング首位でゲーム主将のWTBマロ・ツイタマ(28)は「トライ王は意識していません。ヤッツ(矢富勇の愛称)さんの最後の試合ですし、勝つことだけを考えています」と必勝を期した。

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