男子ゴルフでまさかの珍事 同組2人のパターが壊れ…グリーン上でウェッジ、1Wを使用

[ 2024年5月3日 14:23 ]

男子ゴルフツアー中日クラウンズ第2日 ( 2024年5月3日    愛知県・名古屋GC和合C=6557ヤード、パー70 )

途中でパターが折れてしまい、グリーン上で1Wを使用するS.ノリス
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 男子ゴルフ中日クラウンズの第2ラウンドが行われ、同組の池村寛世(28=ディライトワークス)とショーン・ノリス(41=南アフリカ)のパターが壊れてしまうハプニングが起こった。以降はともにグリーン上でパター以外のクラブを使い、18ホールを回りきった。

 池村は、インスタートの14番で1・5メートルのパーパットを外し、ボギー先行。スコアを伸ばしたい中で怒りを抑えきれず、パターを蹴ってしまったところシャフト部分が真っ二つに折れてしまった。池村が使用するシャフトは、手元側がカーボン素材で先端側がスチール素材と2つのシャフトが接合されたもので、「イラついて蹴っちゃったら折れちゃった。反省しました」と話した。

 15番からはグリーン上でウェッジを使用。ハプニングが起こった中でも、後半9ホールは1アンダーで回りきった。予想外にグリーン上で62度ウェッジの感触は良かったようで、「ずっといいパッティングできていた。もし予選通過したらあしたパターいらないんじゃないかと思いながら。凄い転がりも良くて自分のラインに乗ってくれるし、それはそれでありなのかな」と豪快に笑った。

 ノリスは、インスタートの3番ででピッチマークを直していたところパターが壊れて、以降は1W、3W、4Iをグリーン上で使用。元々長尺パターを使っていたため、その中で1Wがしっくりきたようで「最初、(パターが)なんか変だな普通じゃないと感じて、ちょっといじったらおかしくて壊れた。とりあえずいろんなことを試してみた。1Wが1番ノーマルに感じたかな」と話した。

 同組で回った、片岡尚之(26=CS technologies)は1人だけパターを使用し、66と好スコアをマーク。「パターも使っていないのに、2人がポコポコ入るので(笑)7番ではノリスは10メートル近く、池村さんも7メートルくらいが入っていました」と笑顔で振り返った。

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