羽生結弦、攻めの原点回帰 演目変更にブリアンコーチ「世界選手権で勝つため」

[ 2020年2月3日 21:25 ]

<四大陸選手権>黒いマスクをして韓国入りしたブリアン・コーチ(撮影・小海途 良幹)
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 6日開幕のフィギュアスケート四大陸選手権(韓国・ソウル)に出場する男子の羽生結弦(25=ANA)を指導するジスラン・ブリアン・コーチが3日、韓国の仁川空港で取材に応じ、羽生の演目変更について語った。

 ショートプログラム(SP)は「秋によせて」から「バラード第1番」へ、フリーは「Origin」から「SEIMEI」へと変更。今大会から五輪を連覇した18年平昌大会で使った名プログラムに回帰となる。ブリアン・コーチは「彼が決めた。世界選手権で勝つためのプログラムを探った」と語り、過密日程を戦い抜いた全日本選手権後に決断したことを明かした。

 昨季から演じるSP「秋によせて」はジョニー・ウィアー氏、フリー「Origin」はエフゲニー・プルシェンコ氏へのオマージュをささげる演目だった。「ウィアー、プルシェンコへの尊敬の念を持って滑ってきたが、それをやると本来の自分の演技にはならない。自らの内からあふれ出るモノが必要だった」と説明し、「彼は今、誰のためでなく自分のために滑っている」と強調した。

 SP「バラード第1番」の構成は平昌五輪時と変わらないが、フリー「SEIMEI」は4分半から4分へルール改正されているため、1月に振付師のシェイリーン・ボーン氏とともにブラッシュアップ。主要国際大会のタイトル完全制覇が懸かる四大陸選手権は3月の世界選手権(モントリオール)での完成を視野に入れる超大技4回転半は組み込まないが、フリーではルッツ、サルコー、トーループの4回転3種4本の構成を予定という。五輪連覇の偉業を成し遂げた地・韓国で舞う「SEIMEI」は、自らの可能性をさらに広げる“新作”となる。

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