白鵬 高安らと成田山新勝寺で豆まき、春場所へ5日に稽古再開予定

[ 2020年2月3日 15:41 ]

<成田山節分会>豪快に豆をまく高安(左)と白鵬(撮影・沢田 明徳)
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 1月の大相撲初場所を途中休場した横綱・白鵬(34=宮城野部屋)が3日、千葉県成田市の成田山新勝寺で行われた節分会に、関脇・高安(田子ノ浦部屋)、平幕の遠藤(追手風部屋)、御嶽海(出羽海部屋)、隠岐の海(八角部屋)とともに参加した。前日の2日に自身が大会名誉会長を務める少年相撲大会「白鵬杯」を終えたばかり。「いい疲れ。子供たちからいっぱいパワーをもらった。それをお客さんに豆で返していきたい」と令和初の豆まきで元気な姿を見せた。

 新勝寺の節分会には2006年から参加している。昨年9月に日本国籍を取得してからは初めてとなるが「まったく一緒ですよ。(国籍取得後は)全部初となるから」と特別な感情はなかった。復活を期す春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)に向けては、早ければ5日に稽古を再開する予定で「頑張ります」と意欲を示した。

 力士は各一門から1人ずつ参加しており、二所ノ関一門は一昨年まで稀勢の里(現荒磯親方)が訪れていた(昨年は直前に引退したため不参加)ため、高安は初めての参加となった。「今まで(参加した豆まき)で一番、お客さんの数が多い。いいですね」と計5万人の参拝客の前での豆まきを堪能した様子だった。

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2020年2月3日のニュース