男子60メートル 多田がぶっちぎり連覇 「やっとレースが楽しくなってきた」

[ 2020年2月3日 05:30 ]

男子60メートルを制した多田(中央)
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 陸上の日本室内選手権最終日が2日、大阪市の大阪城ホールであり、男子60メートルに出場した多田修平(23=住友電工)が6秒58でぶっちぎりの2連覇を果たした。「左寄り」から「真っ直ぐ」に走りを矯正した成果が表れた。地元大阪で、五輪イヤーの初戦を好発進した。

 
 タイムは昨年と同じ6秒58でも、中身が違う。多田が2位以下を大きく引き離して連覇を決めた。「やっと自信が持てるようになった。やっとレースが楽しくなってきた」。発言の威勢の良さは、手応えの表れだった。

 昨年は真っすぐ走っているつもりが左に傾き「白線を踏むことがあった」。「右足の蹴りが強い」のが原因の一つで、「ギャロップみたい」と競走馬の左右非対称の走りを例えにするほどバランスを欠いた。冬場にミニハードルを使って特訓。またいだ後の「タン」という着地音が左右同じになるように、体重を片足に乗せる練習をして矯正を図った。その成果が一つ表れた。

 17年に100メートル10秒07を出しながら、この2年は低迷した。「つらかった」は偽らざる本音だ。20年の目標は「五輪で、個人で決勝、リレーで金」を掲げる。100メートルの初戦は3月のオーストラリアでの試合を予定。地元大阪での初戦好発進が、反撃ののろしになる。

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