神戸製鋼、リーグ新の97点差勝利! No・8ナエアタの5トライ含む15トライで粉砕

[ 2020年2月3日 05:30 ]

ラグビートップリーグ 第4節最終日   神戸製鋼97―0NTTドコモ ( 2020年2月2日    ユニバ )

<神戸製鋼・NTTドコモ> 前半38分、トライを決めるタウムア・ナエアタ(左)(撮影・後藤 大輝)
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 リーグ戦4試合があり、神戸製鋼がNTTドコモとの「関西ダービー」で15トライを奪い、97―0で圧勝。No・8タウムア・ナエアタ(26)が自身と母親の誕生日を祝う5トライを決めた。TL史上歴代2位となる得点に加え、同最多得点差を塗り替える白星に貢献した。神鋼は開幕4連勝で2位。パナソニックはキヤノンを下し、4連勝で首位を守った。

 
 百獣の王は、終了のホーンが鳴っても獲物を追い続けた。右サイドを突破し、WTBアタアタがインゴールに飛び込む。スタンドも驚愕する15本目のトライで97―0。関西ダービーは、王者の強さを誇示するだけの舞台になった。

 「こんなにトライを取れるとは思っていなかった」

 得意顔で振り返ったNo・8ナエアタが歴史的大勝劇の道筋をつけた。14点リードした前半13分に右隅へトライ。次の瞬間、左手首のリストバンドに書いた文字を指した。「HBD MOM」――。母国トンガで暮らす母・レシエリさんの56回目の誕生日。ナエアタにとっても、26度目のバースデーだった。

 「だから、いいパフォーマンスを見せたかった」

 決意表明に嘘はない。相手防御を縦横無尽に切り裂き、1試合個人最多にあと1と迫る5トライ。03年のTL発足後、史上2位の97得点、同最多得点差と圧巻の数字が並ぶ中、マン・オブ・ザ・マッチの輝きを放った。

 1メートル93、110キロ。ラグビーを始めたのが16歳だ。それまでは、選手として活躍した父・オペティさん(54)の影響で、テニスに熱中した。トンガU―15代表に選出されるほどの才能を持ちながら、友達と遊びでプレーしたのが契機。流通経大を経て、昨季加入した。ロックを主戦場にした1年目は、出場2試合。背番号8が運命を変えつつある。

 「将来は日本代表でやってみたい」

 強烈なアタックだけでなく、完封で示した手堅さも強さの証明。連覇へ走る軍団の中心に、急成長の若武者がいる。
 
 ○…神戸製鋼がNTTドコモに97―0と快勝。オフィシャルファンブックによると、03年のTL発足後のリーグ戦最多得点は、12~13年シーズンに東芝が九州電力戦で挙げた101点。神鋼の記録は2番目となる。最多得点差は同試合が101―5で96点差のため、神鋼の97点差が新記録。

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