西岡 旋風再現へ「自信あります」、前週体調不良から回復

[ 2019年8月26日 06:18 ]

 テニスの4大大会、全米オープン(ニューヨーク)は26日に開幕する。前週の4大大会に次ぐ格付けのマスターズ大会、ウエスタン・アンド・サザン・オープン(米シンシナティ)男子シングルスで8強入りした世界ランク59位の西岡良仁(23=ミキハウス)は25日、試合に向けて約1時間の練習を行った。

 シンシナティでは2回戦で錦織圭(29=日清食品)をストレートで下し、3回戦も格上のアレックス・デミノー(オーストラリア)を撃破。準々決勝は体調不良により棄権したが「翌日には元気だった」と今大会への影響はない様子で、「前週が良かったので結果が出た分、自信はあります」と力を込めた。

 今大会を第7シードで臨む錦織は23日の会見で「いま一番試合したいのはよっしー(西岡)ですね。こてんぱんにやられたので、リベンジしたい」と語っていた。その言葉を受けた23歳は「うれしかったですね」と破顔。「(錦織は)いろんな部分でやりにくさもあったと思うけど、僕はただやるだけだったので。次戦う時はまた違う気持ちの持ち方になると思う。前回以上に強い錦織選手に僕もどれだけやれるか試せるので、またやりたい」と声を弾ませた。

 初戦は26日(日本時間27日)に主催者推薦の世界151位のマルコス・ギロン(26=米国)と戦う。「ホームアドバンテージがどれだけあるかという部分と、彼も結果は出しているので侮れない」と警戒しつつも「前週のように自分がきっちりプレーし続ければ勝てる相手だと思うのでやり切りたい」とキッパリ。破竹の勢いそのままに再び旋風を巻き起こす。

 本大会はWOWOWで放送。

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2019年8月26日のニュース