関脇復帰の逸ノ城が休場 右膝蓋骨挫傷、右膝内障…魁聖も

[ 2019年5月19日 15:13 ]

 大相撲夏場所8日目の19日、東関脇・逸ノ城(26=湊部屋)が日本相撲協会に「右膝蓋骨(しつがいこつ)挫傷、右膝内障で10日間の安静加療が必要」との診断書を提出して休場した。逸ノ城は3月の春場所で14勝を挙げて3場所ぶりに関脇に復帰したが、今場所は7日目を終えて2勝5敗と振るわなかった。3日目からは右膝をテーピングで固定して土俵に上がっていた。休場は2016年秋場所以来2度目。8日目の対戦相手の琴奨菊は不戦勝となった。

 東前頭8枚目の魁聖(32=友綱部屋)も休場し、「右上腕二頭筋腱断裂で3週間の加療を要す」との診断書を提出した。4敗目を喫した7日目の竜電戦で負傷した。休場は18年九州場所以来4度目。対戦相手の妙義龍は不戦勝。師匠の友綱親方(元関脇・旭天鵬)は再出場しない方針を示し「もう一度やり直し。しっかり鍛えていくしかない」と話した。

 今場所の十両以上の休場は横綱・白鵬、8日目から再出場の新大関・貴景勝を含め6人となった。

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2019年5月19日のニュース