30日理事選 立浪一門など苦戦か

[ 2012年1月30日 06:00 ]

 2年に1度実施される日本相撲協会の役員改選で、前回同様投票に持ち込まれた理事選は30日、東京・両国国技館で行われる。定員10人に対し、今回は史上最多の12人が立候補。

 選挙では一門・グループ別に擁立した候補者へ票を投じるのが慣例で、候補者の絞り込みが不調に終わった立浪一門の友綱親方(元関脇・魁輝)や伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)、時津風一門との連携による票固めに苦しむ高砂一門の九重親方(元横綱・千代の富士)の苦戦が予想される。

 今回は投票前に候補者全員が立会演説を行い、109人の評議員に決意表明。当選者が理事会を開く。新理事の互選で決める理事長には08年9月に弟子の不祥事で引責辞任した北の湖親方(元横綱)の復帰が確実となっている。

 

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