腹パン魚体楽しめる コマイの当たり年だ~苫小牧西港~

[ 2021年1月21日 05:30 ]

良型コマイを手に筆者
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 【爆釣タックルほっかいどう】日中もマイナス気温で投げ釣り対象魚が限定される中、1月中旬~2月上旬に産卵期を迎えるコマイはこの時季がターゲットとなる。投げ釣りといえど岸壁の際が魚道になるため3メートル以内のほぼ垂らし釣りだ。

 16日午後4時、苫小牧西港で日没30分前に入釣。仕掛けは両てんびんの下に胴付き2本バリだ。ヒトデを避けるために下バリは底から50センチ間隔を取り、さらに仕掛けが立つようにピンポン球ぐらいに膨らませた風船をてんびんの上部に付けて投入。水温が低い時の餌は軟らかいものを好むので、この日は南蛮エビと1個100円のホッキ貝を4等分にしてハリ付けした。

 風波もあり満潮と日没が重なる好条件の潮回りで、暗くなった途端にファーストヒット!食い込み重視と大物でも抜き上げられる10号48磯竿の穂先を曲げたのは40センチ超えの本命コマイだ。手返し良く同じ所に打ち込むとすぐに同型が上がり、この地合いを逃さず立て続けに5匹連チャンでその後は一段落。

 1時間ほど魚信が途絶えていたが、ゴンゴンと首を振る振動で上がってきたのは40センチ超えの良型アブラコ。この時季にはうれしい外道だ。そこからまたコマイの食い気が立ち4匹追加。2回目のラッシュが終わった頃には風もやんでしまった。コマイ釣りの最大の敵は無風ベタ凪(なぎ)なので、残る希望は11時半の干潮からの動きだしのみだろう。潮が動き始めた12時過ぎに再びアブラコから始まりコマイを3匹追加したところでピタッと止まったので終了した。

 コマイは42センチ頭に13匹と、アブラコ2匹。今季は餌取り外道のガヤ、キュウリ、スケソの子が全くいない上に、40センチクラスの良型ばかりなのでコマイの当たり年であろう。風、波、潮回りはもちろんのこと、極寒の中、少ない当たりを確実にゲットするよう仕掛けや餌などちょっとした工夫の積み重ねで釣果に差が出る。たかがコマイされどコマイ。タチと卵で腹パン魚体は今シーズンまだまだ楽しめそうである。(苫小牧市・小坂 誠二)

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