笑福亭鶴瓶&駿河太郎が親子共演 「夢は落語家」と言った小学時代の息子にキレた理由明かす

[ 2024年4月15日 18:09 ]

落語家の笑福亭鶴瓶
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 落語家・笑福亭鶴瓶(72)と俳優・駿河太郎(45)が14日夜放送のMBSラジオ「MBSヤングタウン 日曜日」に出演。レアな親子共演が実現した。

 駿河がミュージシャン時代だった2007年以来となるバラエティー番組での共演だというが、親子ならではの和やかなトークを展開した。

 芸人や役者についての会話を互いにしたことがないという2人。駿河は過去の「トラウマ」があると明かした。

 駿河が小学5、6年のころに兵庫・西宮市の地域情報誌に駅前で取材された際に将来の夢を聞かれ、「親孝行の一つになるかなあと思って、親のやってる仕事を言おうと、何の気なしに“落語家”って言ったんですよ。子どもながらに親を思って」と振り返った。

 すると、記事を読んだ父・鶴瓶は思わぬ反応をしたという。「朝方に俺をたたき起こして、“言うとくけどな、オマエだけは絶対に落語家にさせへんからな”って言われた」と回想。「そのトラウマがあるんですよ」と笑った。

 「今となったら分かる。そら面倒くさいじゃないですか」と駿河は鶴瓶の言葉を現在は理解できるとした。鶴瓶も「俺の弟子になるとすると、甘やかしてもあまりに厳しくしてもおかしい。中途半端になるしいややなあと思った。よその兄弟子や後輩のところに行かれても気遣うやんか。だからそれはナイ!と。他は何をしてもいいとは言うてんけどな」と真意を語った。

 駿河は「でも小学校の俺はそんな事分かんないでしょ?親が喜ぶんかなっていうぐらいの軽さで言ったんやけど」と苦笑い。「あない言うけど、そこまでは怒ってないのよ」と釈明する鶴瓶に、「いや、まあまあの剣幕で怒ってたわ」とツッコミを入れて、爆笑をさらった。

 駿河は「他は何やってもいい、っていうのは確かにずっと言ってくれてたから、そこからは親父にでけへんことは何やろうって考えて選んできた。最終的には音楽を選んで十数年間ず~っとくすぶってました」と自虐的に語り、笑わせていた。

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