清原博弁護士 不正送金のスキ生んだ?態勢に指摘「水原容疑者ばかりに通訳させるんじゃなくて」

[ 2024年4月15日 16:05 ]

清原博弁護士
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 国際弁護士の清原博氏が15日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演し、ドジャース大谷翔平投手(29)の銀行口座から不正に送金した銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)を巡る米報道についてコメントした。

 ニューヨーク・タイムズ(電子版)が13日(日本時間14日)に報じたところでは、大谷はソウルでの開幕戦後、水原容疑者の英語での説明を完全には理解できなかったが疑念を持ち、ソウルのホテルに戻った後に水原容疑者と対面。経緯を説明された後、水原容疑者から「僕の借金を肩代わりしたことにしてもらえないか」と持ちかけられたとしている。連邦地検によると水原容疑者は、違法賭博の借金返済のため、大谷の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正送金した疑いが持たれている。

 この協議には大谷、水原容疑者のほか、代理人、別の通訳、水原容疑者の妻も参加していたと報じられている。清原氏は、この別の通訳の存在に着目。「別の通訳がすぐ来るということは、水原容疑者以外の通訳を頼もうと思えばできる状況にあったということですよね?」とした。

 大谷の窓口を水原容疑者が一手に引き受けていた状況が、今回の事件を招いた可能性がある。清原氏は、「そうすると代理人としては、水原容疑者ばかりに通訳させるんじゃなくて、代理人として大谷選手と接する時には、水原容疑者以外の通訳を介して、大谷選手とコミュニケーションを取ることができたはず」と指摘。「それをまったくしてこなかったということが、水原容疑者がすべてをコントロールできる状況を作ってしまったということ。ここは代理人側も十分な反省点だと思いますよね」と、代理人サイドの落ち度にも言及した。

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